作業を行なう前に、作業場所の状況を入念に確認しておきます。
このときはビルの屋上に設置された監視カメラの撤去作業でしたので、
作業員の安全確保や部品・工具等の落下防止には特に気をつけて作業を行なう必要があります。
防犯効果が期待でき、有事の際には多くの情報を残す監視カメラは企業を中心に過去・現在を問わず高い需要があります。
また、最近ではこのシステムを利用してインターネット上から監視するシステムや、観光地等の現在の状況をネット上で公開するシステムが増えています。
作業を行なう前に、作業場所の状況を入念に確認しておきます。
このときはビルの屋上に設置された監視カメラの撤去作業でしたので、
作業員の安全確保や部品・工具等の落下防止には特に気をつけて作業を行なう必要があります。
撤去作業を行なうにあたり、一番の重量物であるカメラ本体にも安全帯で落下防止の対策を講じました。
また、固定ボルトを外したカメラ本体は、背後に控えた作業補助員に慎重に手渡しし、
直ちに落下の危険のない場所まで移動しています。
撤去とは逆の手順で新規カメラを取付けます。
架台への取付けは、振動等によって落下することのないよう、慎重に作業を行なっています。
右の画像は、同じ架台にカメラを2台設置したところです。
左:カメラ側の結線作業/中:モニター架側の結線作業/右:作業終了後の画角調整・動作確認
カメラ側の結線作業は、この時は屋外設置であったために、防水対策に特に留意し、必要な処置を講じています。
結線作業終了後、システムを作動させて画角調整や動作確認を行ないます。
左:室内/中:屋内駐車場/右:屋外
パッと見た感じは違いますが、中身には同じコンビネーションドームカメラを使用しています。
設置場所の状況によって、カメラの取付方法や保護方法も変わるという例です。
左:壁面に固定/中:照明用ポールに固定/右:自立ポールを設置して固定
監視カメラの性格上、屋外に設置したいという要望は数多くあります。
監視エリアや設置可能な場所の状況によって、設置方法を検討し施工する必要があります。
左:インターネット波カメラ。塩害防止のためにSUS製の特注架台を使用しています。
右:手術台カメラ。手術の状況をモニターする為にライトのセンターに設置しています。
左:一般的な監視モニター架/中:作り付けの棚に収めた例/右:監視モニターを別の場所に設置した例
一般的には監視モニター架を設置し、その中にモニターを設置しますが、
設置場所やお客様側の監視体制によっては、その状況に応じた施工をしています。